枚方、香里園周辺の皆様こんにちは。
本日は管理栄養士の谷南海が投稿致します！
ダイエットといえばご飯を抜くという方多いのではないでしょうか？
ご飯＝糖質＝食べてはいけない
のようになっていませんか？
糖質はとても大事な栄養素です。
体にとってのガソリンです！
糖質が不足してしまっていると体が疲れやすく元気が出ません。
糖質の種類について考えてみましょう。
低糖質パン、麺や低糖質お菓子のほうが糖質量少ないし痩せるのでは？
と主食を低糖質パンやお菓子にしていないでしょうか？
糖質量だけ見ればご飯より少ないかもしれません。
しかし、パンや麺は塩分が入っていたり血糖値が白米より上がりやすかったりします。
ご飯の良いところ
- 腹持ちが良い
- 便秘対策に役立つ
- むくみ対策に役立つ
腹持ちがいい
パンや麺は食べた瞬間は満足感があるかもしれませんが、時間が少し経つとすぐお腹が空いてまた食べたくなります。
それは、血糖値が急上昇してすぐに満たされ、その後急降下するからです。
そのため、またすぐにお腹が空きます。
一方、ご飯はパンよりゆっくり消化吸収されるため、血糖値の上昇が緩やかです。腹持ちが良く間食を控えることができます。
便秘対策に役立つ
お米に含まれる不溶性食物繊維は消化吸収されずに腸まで届きます。
そのため、腸内で水分を吸収して膨らみ便の量を増やす働きがございます。また、腸が刺激されるため排便を促す作用もございます。
食物繊維は善玉菌のエサにもなるため、善玉菌の増加に繋がり、腸内環境を整える効果も期待できます。
むくみ対策に役立つ
パンや麺類、菓子類は製造過程で塩分を加えて作ることが多いです。
しかし、ご飯はそのまま炊いたものには塩分は含まれておりません。
塩分は水分を溜め込む作用があり、塩分を取りすぎると余分な水分が体に溜まりむくみの原因となります。
主食にご飯を選択することによって、主食の塩分を控えることができます！
ご飯は、白米と玄米もあります。
玄米の方がミネラル分が多く、食物繊維も多いです。そのため、血糖値は白米より緩やかになります。
玄米が苦手だという方も、お粥にすることで、白米より緩やかになります。
また、お粥は消化にもよく、量が増すため少量でも満腹になります。
お米だけ食べればいいのか？と言われると
そうではありません。
前月にもお話ししたように、バランスが大事です！
主食、主菜、副菜、汁物などバランスよく取り入れることが重要です！
また、食べ方にも注意してもらいたい点がございます。
ご飯はパンや麺類より血糖値が緩やかですが、糖質です。
空腹時に駆け込んでしまうと、血糖値が急上昇してしまいます。
そのため、野菜・海藻類・きのこ類など食物繊維が多い副菜から食べるがポイントです！
食物繊維が多いと消化吸収をゆるやかにするため、血糖値をゆるやかにしてくれる作用がございます。
パンや麺類を食べてはいけませんとは言いません。
むくみや便秘を気にされている方、間食してしまう方など主食をご飯にしてみてはいかがでしょう。
パンや麺類を食べることが多い方
一度ご飯の選択肢を増やしてみてはいかがでしょうか？
小さな変化ではあるためすぐに効果は出ません。
長期的な目線でぜひ取り入れてみてはいかがでしょう。
ちょっとした変化で忘れた頃にそういや間食しなくなったななど実感できると思います！
暖かくなり、季節の変わり目ということで
気持ちも切り替えていきましょう！
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